コーディ:さて、何について話そうか。先週、俺はインタビューの時間を使いここに来て、現在のレッスルマニアの対戦相手であるトライバルチーフ、テーブルの上座、世界最大のスーパースター、世界最高の選手であるローマン・レインズについて敬意を持って話をした。
だから、みんな俺の心を読んでくれ。現在の対戦相手って言ったでしょ。レッスルマニアへの道はまっすぐだけど、目的地はちょっと曖昧なんだ。その理由は、我々のチャンピオンがエリミネーション・チェンバーでタイトルを賭けることになっているからだ。その相手は、すべての埃を振り払った男、今一番勢いがある男、自身の故郷に足を踏み入れる男、それがサミ・ゼインだからだ。
みんなは俺の次の質問について完璧なジャッジをすると思うよ。レッスルマニアでは俺がサミ・ゼインに挑戦することになりそうだ。
不当な仕打ちを受けた選手には敬意を表する。友人のサミ・ゼインには敬意を払うよ。幸運を祈る。最高の男が勝つように。
≪ポール・ヘイマン登場≫
ヘイマン:会場の皆さん。私の名前はポール・ヘイマン。私はあなた方のトライバル・チーフであり、WWEユニバーサル・ヘビー級王者に君臨し続ける、ローマン・レインズの特別顧問であり賢者です。
(リングに)よろしいですか?
コーディ、君が人生の中でいつか知ることになるかもしれないこと、願わくば私の犠牲の上にではなく知ることになるかもしれないことがあります。それはこの業界の頂点に立つ人間にとって、ロイヤルランブルやレッスルマニアのようなメジャーイベントを控えた週よりも忙しいのは、ロイヤルランブルやレッスルマニアのようなメジャーイベントを終えた週だけだという理解する必要があるということだ。この1週間トライバル・チーフと私はたくさんの問題を抱えていた。
そのひとつが2023年のWWE男子ロイヤルランブル戦で優勝した君だ。全世界の前で祝福を贈りたい。おめでとう。君はそれを勝ち取った。とても誇りに思う。
≪握手をする二人≫
コーディ:俺の父があなたにニックネームをつけていたことは知っているし、俺の兄(ダスティ)もあなたにニックネームをつけていた。それは俺があなたに比類なき尊敬の念を抱いているからで、その理由はおわかりでしょう。しかしもしここで幕を引くのであれば、今夜ここに出席しているみんなのためにも幕を引いた方がいいかもしれない。家で見ているみんなのためにも幕を下ろした方がいいだろう。俺はもっと前に語られるべき物語を語りたい。時は2000年。俺の家族の物語は少し枯渇していた。簡単に言えば我が家の預金口座に家族全員分100ドルだけが入っていた。
父が地元の車のコマーシャルをやっていたのはお金のためではなく、車を維持するためだったんだ。
でもそんなとき父に電話がかかってきた。あなたが彼に電話をしたんだ。
スティーブ・カリーノが彼の悪口を言うからダスティ・ローデスがECWに出るなら出演料を払うとね。
あなたは約束を守った。俺たちが必要としていたお金に加えて、ECWは父に自信を取り戻させてくれた。本当にありがとうございました。
そしてここで時計の針を少し進めよう。このことはあまり話題にしないけど、俺はここに来る前に別の場所でちょっとしたトラブルを起こしていたんだ。そしてこの業界における1人の破壊者から、スポーツエンターテインメント業界から別のものへと、あなたは俺に道を示してくれました。本当にありがとうございました。
≪ガチで涙ぐむヘイマン≫
ヘイマン:あなたは素晴らしい。本当に不意を突かれたよ。私はあなたと少し仕事をするためにここに来ました。
君にはやられたよ。もし私たちが一皮むけるなら、もし私たちが正直に話すならとことんやろう。
これは私のことじゃないんだ。そして敬意と愛と賞賛と称賛を込めて。そしてあえて謝辞という言葉も言おう。これは君のお父さんのことじゃない。これは君のことなんだ。これは君がどん底から這い上がって、どん底に落ちてまた這い上がり男子ロイヤルランブルで優勝、レッスルマニアのメインイベントで試合をするために戦ってきたすべてのことのことなんだ。レッスルマニアで勝つことはまったく別の話なんだ。
そこにたどり着くまでが長い長い道のりであり、それがあなたの物語だ。夢が叶うのかそれともあと一歩のところで悪夢に見舞われなければならないのか、それを知るために終わらせなければならない物語だ。史上最高のチャンピオンであるローマン・レインズから奪おうとしているのだから。そのスポットライトを浴びることがどんなことなのか、想像もつかない人間にとってはなおさらだ。そのスポットライトの下であなたはどうなるんだ?ストレスで枯れてしまうのか?プレッシャーに耐えかねて自滅してしまうのか?
この先にWWEパフォーマンスセンターがあるんだよ。
まさにそのパフォーマンスセンターで。あなたの父 ダスティ・ローズは この世代のスターを育てた。 あなたの父、アメリカンドリーム ダスティ・ローズはセス・ロリンズを育てた。あなたの父、アメリカンドリーム。ダスティ・ローズはベッキー・リンチを育てた。あなたの父、アメリカンドリーム ダスティ・ローズはベイリーを育てた。あなたの父、アメリカンドリーム、ダスティ・ローズはケビン・オーエンズを育てた。あなたの父、アメリカン・ドリーム、ダスティ・ローズは最高傑作としてトライバル・チーフ ローマン・レインズを育てた。
でもあなたの父親を(レスラーとして)育てなかった。今なら父親である私が相談に乗ろう。ひょっとしたら、お父さんはあなたに一人でやっていってほしかったのかもしれない。 もしかしたら、あなたの父親はあなたにアメリカンドリームのような金字塔の影から一歩踏み出してほしかったのかもしれない。 ダスティ・ローズは君にダスティの息子としての人生を歩んでほしくなかったんだ。 でも彼はあなたがレッスルマニアのメインイベントでトライバル・チーフ ローマン・レインズを止めた男 コーディとして人生を歩むことを望んでいた。
神様よ、コーディ、私がどれだけ君のお父さんが君を愛していたか言葉では伝えられない。そして、私はあなたの顔を見て、確かにお父さんはあなたを愛していると言うことができる。個人的に言わせてもらうと、あなたのお父さんとの最後の会話で、お父さんは私に言ったんだ。
コーディは彼の大好きな息子だったが、彼がいつも望んでいた息子はローマン・レインズはだったと。
≪ヘイマンに詰め寄り握手を強要するコーディ≫
コーディ:俺はチャンピオンになりたいだけだ。そしてみんなはそれを望んでいる。お前が今やったことはそれだ。その代償は払わせないぞ。ヘイマンさんよ。 お前の坊ちゃん ローマン・レインズはレッスルマニアでその代償を払うことになる。 俺がそのタイトルを取ったら個人的にな。
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