≪コーディ登場≫
コーディ:そうだな…
≪ビジョン越しのポール・ヘイマン登場≫
ヘイマン:会場の皆さん私の名前はポール・ヘイマンです。
コーディ:ヘイマンよ、どこにいるんだ?
ヘイマン:舞台裏にいますよ。
コーディ:そんなところにいたのか。出てきた方がいいぞ みんなお前の話を聞きたがってるんだ。
ヘイマン:コーディ、君が気づいているかどうかわからないが。私は土曜の夜、ハヤテのごとく襲われ悲惨なカナダの医療制度を受けることになった。
私のトライバル・チーフにとってはおめでたい週末であったはずのものが、賢者にとっては悲劇に終わってしまった。しかし君が終わらせたいこの物語の真の悲劇は君に降りかかることを私は保証する。
コーディ、男同士、顔を近づけてもいいくらいだ。ローマン・レインズには勝てない。
ブーイングするのは勝手だが、仮定の話をしよう。みんなのファンタジーで勝負しよう。星が並び、神々が微笑み、悪魔が軽い借金を取り立てたとしよう。レッスルマニアでコーディ・ローデスがトライバル・チーフ ローマン・レインズを下して王座を奪取したとしよう。
そうしたら、君の人生はどうなる?
奴隷契約という言葉を聞いたことがあるだろうか?
今、みんなが何を考えているか分かる。それはトライバル・チーフであるローマン・レインズのライフスタイルではない。でもそれはローマン・レインズには特別な顧問弁護士がいるからなんだ。
ローマン・レインズには賢者がいる。
ローマン・レインズにはポール・ヘイマンがいる。
もし君がローマン・レインズを倒してこの王座を手に入れたら、それはないだろうけど、もし手に入れたとしても、ポール・ヘイマンは一緒にはいないんだ。
ではコーディ・ローズがローマン・レインズに勝つというこの考えで計算してみよう。
君の人生はどうなりますか?
まず年間200日、王座を防衛するために40~50日、50日としよう。年間50日、チャリティーやレッドカーペットに出る。
ワールド・レスリング・エンターテインメントのブランドを海外に広めるために年間250日、30日。これで280日だ。あと20日はレッスルマニア・サマースラム・サバイバー・シリーズ・ロイヤル・ランブル、マネー・イン・ザ・バンク、バックラッシュのプロモーションだ。ピオリアだ。よし、ピオリア(都市名)での王座防戦を忘れてはいけない。ということは、60日は家にいることになる。その60日はどうなった?そのうち20日は電話やスカイプ、Zoomでミーティングやプロモーションをするんだ。
あなたの兄 ダスティンの有名な言葉ですが、あなたの父であるアメリカン・ドリーム、ダスティ・ローズがツアーに出ていたとき、彼は家にいなかったそうです。家にいるときでさえ彼は家にいなかった。
それが奥さんと子供に望む生活ですか?
それが家族のために望むことなのか、コーディ?それがこのタイトルのために払う犠牲なのか?
君が何を考えているか分かるよ。
とても下品で軽蔑に値するようなことを言おうとしているんだ。
寒い冬の夜はローマン・レインズが君の奥さんを暖めてくれるよ。
私はそんなことは決して言わない。ローマン・レインズは幸せな結婚生活を送っている、
断言しよう、コーディ・ローズ、君のレッスルマニアでの夢が叶うときは君だけの悪夢になることを知るだろう。
コーディ:くそっ。ロマン・レインズは…ローマン・レインズは素晴らしい。素晴らしいよ、ローマン。だが私は前にもこんなのを見たことがある。この男を2度と送り込むなよ。俺たちはまだ顔を合わせていないが、おそらく近いうちに顔を合わせることになるだろう。
お前は現在、すべてのスポーツ界で最高のチャンピオンだ、 だがそれでも何も変わらない。
俺は物語を終わらせなければならない。俺はレッスルマニアでお前を倒す。
コメント