セス”フリーキン”ロリンズ VS AJスタイルズ
試合形式:世界ヘビー級王座トーナメント決勝戦
勝利予想:セス”フリーキン”ロリンズ
どちらが勝っても驚かない完全な実力者同士のマッチング。ロリンズはNTX王座の初代王者、ユニバーサル王座創設時の王座決定戦に参加(結果はフィン・ベイラーに敗れる)と何かと創設時の王座と縁がある存在。フェイスでもヒールでもどちらとも表現の出来ない完全に独特の世界観を作り出す存在としてその立場を確立。その唯一無二の存在感が初代王座にふさわしいと予想。
コーディ・ローズ VS ブロック・レスナー
試合形式:シングルマッチ
勝利予想:コーディ・ローズ
前回のバックラッシュと同じマッチング。前回はレスナー流血からのカウンターでピン勝ちと歯切れの悪い終わり方だったので、今度こそ完全決着なるか。直前のRawでレスナーはコーディを襲撃し腕を折るセグメントがあったが、ハンデを抱えながら決戦に挑むコーディの図式はちょうど一年間に見覚えがある。レインズの牙城を崩すのはコーディしかいないと思っているので、連勝街道を歩んでほしいところ。
サミ・ゼイン&ケビン・オーエンズ VS ブラッドライン(ローマン・レインズ&ソロ・シコア with ポール・ヘイマン)
試合形式:WWE統一タッグ王座戦
勝利予想:サミ・ゼイン&ケビン・オーエンズ
まさかのレインズがタッグ王座戦に登場。かつての右腕だったウーソズとの確執が深まる中の一戦。ウーソズが良かれと思って介入したことをきっかけにKO&サミが王座防衛をすると予想。これによって両者の確執は決定的になり血で血を洗う親族同士の抗争に発展するのではないか。
ブラッドライン崩壊に向けたストーリーが始まりを迎えていることに加え、開催地のサウジアラビアで外交上溝のあったシリアにルーツを持つサミ・ゼインが出場し、歓声を浴びることを考えると非常に感慨深いものがある。やはりエンターテインメントの力は国や人種などの問題を超える素晴らしいものであって欲しい。
グンター VS ムスタファ・アリ
試合形式:インターコンチネンタル王座戦
勝利予想:グンター
パキスタン(とインド)にルーツがあり、イスラム教徒のアリにとっては広い意味で地元凱旋試合。魅せる技もあり非常にレスリング能力の高いが過小評価されがちのアリではあるが、対戦相手のグンターの牙城はあまりにも高くて厚いのではないか。
ビアンカ・ブレア VS アスカ
試合形式:Raw女子王座戦
勝利予想:アスカ
レッスルマニアのリマッチとなるこの一戦。パワーで押すビアンカと様々な技を駆使するどちらかと言えばあらゆる技術を駆使するタイプのアスカとで非常にハイレベルなマッチング。
1年以上王座に付いているビアンカからベルトを奪えるのはアスカくらいししか現状候補がいないのでは。フォール負けをほとんどしないビアンカに対して毒霧からの新型アスカロックでタップアウトを奪う勝ち方をしてくれると期待したい。
リア・リプリー VS ナタリア
試合形式:SmackDown女子王座戦
勝利予想:リア・リプリー
定期的に王座戦に絡むナタリアさん。メインロースターの女子選手の中では最古参のスターのナタリアと若干26歳にしてその才能を遺憾なく発揮し、今や女子部門の中では団体ポジションのリプリーとの世代を超えたマッチング。シャーロット・フレアのフィギュアエイトなどの締め技に苦戦する印象のリプリーだが、ナタリアのシャープシューターの攻略方法に注目。
ベッキー・リンチ VS トリッシュ・ストラタス
試合形式:シングルマッチ
勝利予想:ベッキー・リンチ
新旧女子部門で団体の顔同士であり、子供を持つ母でもある両者のマッチング。トリッシュは47歳とは思えない美貌とスタイルの良さは驚きを隠せない。ベッキーは女子部門のパイオニアに打ち勝つことで今の女子部門の顔は自分であるとアピールしていきたい。
大会全体の予想
レインズの戴冠1000日を迎える大会当日。世界ヘビー級王座決定戦、コーディVSレスナー、KO&サミVSブラッドラインとPLEメインイベント級のマッチングが3試合もある最大級に豪華なマッチングの今大会。レインズ、グンター、ビアンカと王座長期政権化が進む中でナイト・オブ・チャンピオンズと大会名にチャンピオンを冠していることもありどこかしらは入れ替わって欲しい。ブラッドラインやコーディはこの大会からサマースラム、レッスルマニア40への布石と大会になるだろう。ブラッドラインが崩壊に向けて動き出し始めているのはワクワクが止まらない。
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