このビジネスが家族にもたらしたもの、良いことも悪いことも、そして醜い一面も全て見てきた。でもそれ以上に得られる成功も見た。だから試してみることにしたんだ。レスリングスクールに行く決意をしたとき兄弟のニコが迎えに来てくれて連れて行ってくれたんだ。俺はジーンズとシャツ姿でね。到着すると事務所に呼ばれた。
そこに座らされて叔父のリノ・ワイアットとギャングレルが俺に尋ねた。「本気でこれをやりたいのか？」「もしお前に時間を投資するなら、最後までやり通せるのか？」ってね。怒ったわけじゃないけど、俺より先に4人の家族が同じ道を歩んでいたんだ。俺は最後にそのグループに加わった、突然ね。
それで叔父のリノが「他の人より自分が優れていると思うのか？」と聞いてきた。俺は調子に乗って「そうだ」と答えた。でも叔父は俺を謙虚にさせたんだ。「仕事も車も持っていないお前がどうして他の人より優れているんだ？」って。それで実際にこのビジネスを始めるまで、真に敬意を持つことを学べなかったんだ。
最初の2週間のトレーニングは本当にきつかった。家に帰ると歩けなくなっていたし、背中も脚も痛かった。シャワーで泣きながら家族が俺のためにどれだけの犠牲を払ってきたかを思い返していた。家のローンを支払ったり、卒業式、誕生日、葬式の面倒をみてくれんだ。それは愛情だった。そして俺はいつだってその人たちの「頼れる存在」になりたかった。
ここにいられることに感謝している。俺が生きていないはずだった状況が3回もあったからだ。トラブルもいろいろ経験してきた。18歳のときに事件を強盗事件を起こし、21歳で初めて前科がついた。業界に足を踏み入れながら、もう片方の足をストリートに残しておくことはできない。それがMLWと契約する前の俺の問題だった。
今俺のパフォーマンスを見るときそれは俺が経験してきた全てのこと、家族との苦労、子どもや妻との苦難、そして俺自身の人生が反映されているんだ。
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