衝撃の過去、ジェイコブの原動力

ジェイコブ・ファトゥ

俺たちはこれをやってるんだ。わかるだろ?“ジュース”が必要なんだ。これ力をつけて、気合を入れたんだよ。いくらだ?ありがとう。

この業界は片足だけ突っ込んで、もう片足をストリートに残すことはできないんだ。俺がMLWと契約する前に抱えていた問題はまさにそれだったと思う。

俺が「ジェイコブ・ファトゥ」として存在していなかったかもしれないんだ。

それは「サモアン・ウェアウルフ」になる前のことだ。ファイトランドの前の出来事で、俺は兄貴や近所のやつら、ダチと裏庭で一緒にいた。そのとき起きたんだ。これがストリートで生きるリスクだ。来るかから銃撃に遭ったんだよ。子どもたちを裏路地に連れて行ってたそのとき、突然、銃声が響いた。俺も撃たれかけたし、仲間たちもやられた。目の前で兄弟や友達、親友の弟が血を流して倒れるのを見たんだ。目の前で人が死んでいくのを見る感覚は、映画で描かれるそれは全然違う。現実はもっと生々しい。

こんな俺を救ってたのくれが、プロレスだったんだ。今みんなが俺のやっていることを知って、応援してくれている。それは本当に嬉しいし俺を突き動かして原動力になっているこの「ジェイコブ・ファトゥ」や「サモアン・ウェアウルフ」はギミックじゃない。これが本当の俺なんだよ。

コントラ(ユニット)が解散してチームや兄弟たちとバラバラになった。 それが辛くないわけじゃない。 もちろん辛い。でも世間というと思い通りにならないこともある。 「フラッグ」は誇りを高く評価されている。これまで戦いを象徴しているし、俺たちが向かってきた犠牲を忘れさせないのものだ。

ハンマー(アレックス・ハマーストーン)はわかってるはずだ。俺がそのタイトルを取り返しに行くことを。今日じゃなくても明日じゃなくても、近いうちにその時は来る。俺がここまでやってきたことが、その証拠だよ。

【補足】

フラッグとは?

プロレス団体MLW(Major League Wrestling)における「黒旗」は、悪役ユニットや集団を象徴するシンボルで、特にユニット「コントラ・ユニット(Contra Unit)」に深く関連しています。

黒旗の意味

1. 反逆と反権威の象徴

コントラ・ユニットはMLWの中で反体制的な存在として描かれ、彼らの黒旗は「支配」「恐怖」「破壊」を象徴します。この旗は、正義や秩序を掲げる対抗勢力に挑戦する姿勢を示すもの。

2. 結束とアイデンティティの象徴

黒旗はコントラ・ユニットのメンバー同士の結束や、彼らが他のレスラーやファンとは一線を画す独自のアイデンティティを持つ。

3. 暴力と混乱の宣言

ユニットの試合やプロモーションにおいて、黒旗は彼らが混乱を巻き起こし、体制やルールに縛られない存在であることを強調するためのビジュアル的なツールとして使用される・

黒旗の役割

MLWにおける黒旗は単なる小道具以上の意味を持ちます。それはストーリーテリングの重要な要素として、観客に彼らの世界観を伝え、興奮やドラマを生み出す手段となっていました。

コントラ・ユニットの解散後も、「黒旗」のイメージは一部のファンやレスラーにとって象徴的なものとして残っています。

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